平成18年度からはじまった文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事業の目的は、“女性研究者がその能力を最大限発揮できるようにするため、大学や公的研究機関を対象として、研究環境の整備や意識改革など、女性研究者が研究と出産・育児等を両立し、その能力を十分に発揮しつつ研究活動を行える仕組みを構築するモデルとなる優れた取組を支援する”ことです。
具体的には、出産・育児や介護の期間中の女性研究者の研究活動を支援するための環境整備・代替要員の配置や、女性研究者の裾野拡大のために女性研究者と女性学生との交流の場をつくることや、特に女性理工系学生向けのキャリアパスの相談の充実化といった取組に対して支援を行うというものです。